血流の悪さ・冷え

血流の悪さ・冷えと肩こりの深い関係|その悪循環、断ち切りませんか?

「肩がいつも重だるい」「マッサージしてもすぐ戻る」
そんな肩こりの原因、実は血流の悪さや冷えが関係しているかもしれません。

冷えが引き起こす血流不足|筋肉は“酸欠”状態に

冷房の効いた部屋に長時間いたり、シャワーだけの生活が続いたりすると、体は芯から冷えます。
すると血管が収縮し、筋肉に酸素や栄養が届かなくなるのです。

その結果、筋肉の中に疲労物質や発痛物質が溜まり、こりや痛みを引き起こします。
血流が悪い状態では、老廃物も排出されにくくなり、肩こりは慢性化しやすくなります。

肩こりを悪化させる“冷えと血行不良の悪循環”

  • 冷えで血管が収縮
  • → 筋肉が硬直し、こりが発生
  • → 血行がさらに悪くなる
  • → 発痛物質がたまり、痛みが増す
  • → 自律神経が乱れて、また冷える

この「冷え → 血流悪化 → 肩こり → さらに冷える」という悪循環が、肩こりを慢性化させているのです。

冷えの原因はもっと深い|筋肉・内臓・神経の視点から

① 筋肉のこわばり(インナーマッスル)

肩甲骨まわりや首、背中の深層筋(肩甲挙筋・僧帽筋・脊柱起立筋など)が硬くなると、血液やリンパの循環が低下します。
筋肉の動きが“ポンプ”の役割を果たせず、手足まで温かい血液が届かなくなるのです。

② 大腰筋の緊張による内臓冷え

骨盤〜腰椎をつなぐ深層筋である大腰筋がこわばると、内臓の動きや血流が落ち、深部体温が低下します。
内臓が冷えると、体は熱を逃がさないように手足の血管を締めて防御反応を起こすため、末端が冷えやすくなるのです。

③ 呼吸の浅さと循環不全

姿勢の悪さやストレスで呼吸が浅くなると、胸郭・横隔膜の動きが小さくなります。
この状態では血液やリンパを押し出す力が弱まり、全身の巡りが悪化します。

④ 自律神経の乱れ

冷えや内臓疲労によって自律神経(特に交感神経)が優位になると、全身の血管が収縮し、体は“緊張モード”になります。
すると末端の血流が維持できず、常に冷えているような状態に。

〜血流と自律神経を整える腱引き施術〜

当院では、筋肉と腱の調整によって血流を促進し、自律神経の乱れにもアプローチする「腱引き施術」を行っています。

マッサージでは届きにくい深部のコリやインナーマッスルにもアプローチし、体の内側から温まる感覚を実感いただけます。
「冷えや血行不良が原因かも…」と思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。

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