肩こりと吐き気の関係|筋肉と神経、内臓のつながりに注目
「肩がこると気持ち悪くなる」「マッサージ後に吐き気が出たことがある」
そんな経験がある方、それは肩まわりの緊張が神経や内臓に影響しているサインかもしれません。
腱引きでは、筋肉・腱・神経のつながりを調整することで、肩こりだけでなく吐き気やムカムカ感といった不調にも対応しています。
なぜ肩こりで吐き気が起きるのか?
1. 首・後頭部の神経が圧迫される
肩まわりの筋肉(僧帽筋・後頭下筋群など)が固くなると、大後頭神経や迷走神経といった重要な神経が圧迫され、延髄の嘔吐中枢が刺激されることで吐き気が出ることがあります。
2. 自律神経のバランスが乱れる
肩こりは交感神経が過緊張している状態でもあります。
自律神経が乱れることで、胃腸の動きが低下し、吐き気や食欲不振が現れやすくなります。
また、迷走神経が過敏になっている場合、急に冷や汗や立ちくらみを伴う吐き気(迷走神経反射)が出ることも。
3. 筋肉と内臓は神経を通じてつながっている
筋肉と内臓は脊髄を通じて神経的に密接に連動しています。
肩の緊張が内臓の働きに影響を与えたり、逆に内臓疲労が肩こりとして現れることもあります。
- 右肩のこり → 肝臓・胆のうの疲労
- 左肩のこり → 胃や膵臓のストレス
- 首〜肩の緊張 → 自律神経が乱れて胃の不快感を誘発
こんな症状があれば要注意
- 肩こりがひどくなるとムカムカしてくる
- マッサージ後に気持ち悪くなったことがある
- 胃の不調があるのに病院では異常なしと言われた
これらはすべて、肩こりが内臓や神経系に影響して起こる“体のつながり”による症状です。
腱引きでできるアプローチ
- 後頭部・首・肩の腱や筋肉を調整し、神経の圧迫を解除
- 肋骨や横隔膜まわりをゆるめて、迷走神経の過敏反応をリセット
- 内臓と関連する反射点を見極め、肩こりと吐き気のつながりに同時にアプローチ
腱引きは、単なるリラクゼーションではなく、体の構造と神経の流れを正しく整える技術です。
吐き気という不調にも、筋肉や神経の調整から対応可能です。
まとめ
肩こりと吐き気は、一見関係がないように思えて神経・内臓・自律神経を通じて深くつながっています。
病院で原因がわからなかった吐き気でも、肩まわりを整えることでスッと軽くなることもあります。
こうした症状でお困りの方は、ぜひ一度、腱引きの施術を体験してみてください。









